F.O.P-01 キット

「F.O.P-01」 ラダー製作キットの予約受付開始

初級滑空機『F.O.P-01』のキットをユニット毎に順次リリースいたします。最初にご提供させて頂くユニットは『ラダー』です。
同時に、『F.O.P-01』全ての3D図面、上位製作図面と『ラダー』の製作図面一式を無料で公開することにしました。

是非、こちらよりダウンロードしてください!

※3D図面をご覧いただくには、無料の3DCADビューワー「Dassault社eDrawings Viewer」を予めお使いのPCにインストールする必要が御座います。
(有料で且つ機能制限が多いですが、iOS,Androidでもご覧になれます)

ラダー製作キット(予約受付中)

「F.O.P-01」のラダー製作キットです。ラダーの製作を通して「F.O.P-01」の製作に必要な工作技術を8割程度修得することができるようにしました。
キットには製作に必要な全ての素材ならびに、製作マニュアルが含まれます。また順次工作ワークショップも開催する予定です。皆さまぜひこの機会に飛行機を作って飛んでみませんか。ラダー以外のユニットに付きましても引き続きキットをリリースして参りますのでどうぞご期待ください。

*本キットは、「F.O.P-01 PG/MG」どちらの機体でもご利用になれます。

プライマリーグライダーとは?

国内の航空法において、滑空機(グライダー)は次の三種別に分別されます:
  • 上級滑空機
  • 中級滑空機
  • 初級滑空機
上級滑空機は現在では一般的なエンジン機やウィンチによって曳航されるグライダーの法的な名称です。一歩で、初級滑空機又はプライマリーグライダーは現在ではほとんど目にする事がなくなったカテゴリーですが、戦前には中等学校にて初級滑空機を使った正式科目として滑空訓練が行われるほど大活躍しました。上級滑空機に比べて滑空比が劣るため、エンジン機及びウィンチ曳航には適さないため、主にゴム索発航又は傾斜面を使って離陸します。
初級滑空機は性能こそ上級滑空機に劣りますが、運用にあたっては操縦者は技能証明、機体は耐空証明が免除されるため、非常に単純かつ安価にスカイスポーツを楽しむことができます。
カリフォルニア州サンディエゴ トローリー・パインズはパラグライダー、ハングライダーのメッカとして知られますが、プライマリーグライダーの離陸も頻繁に行われます。映像はプライマリーグライダーが傾斜面を使った離陸「ローリングテイクオフ」の様子

マイクロライトプレーンとは?

超軽量動力機ともいわれるこのカテゴリーは、事業運用を禁じて、個人でのレジャー用途として制限することでエンジン付きの機体の運用ハードルを下げてスカイスポーツを普及させる目的で設けられました。プライマリーグライダー同様に操縦者は技能証明、機体は耐空証明が免除され、代わりに国土交通省から飛行許可を得ることで飛行する事ができます。国内の航空法では下記の条件を満たした機体がマイクロライトプレーンとして飛行することができます。F.O.P-01 MGはこれらの条件を満たすように設計されました。
  • 区分は、舵面操縦型、体重移動操縦型及びパラシュート型とする。
  • 単座又は複座であること。
  • 自重は、単座のものは180Kg以下、複座のものは225Kg以下
  • 翼面積は10m2以上であること。
  • 失速速度65km/h以下であること。
  • 最大水平速度185 km/h以下であること。
  • 推進力はプロペラによって得るものであること。
  • 車輪、そり、フロート等の着陸装置を装備したものであること。
  • 燃料容量は、30リットル以下であること。
  • 対気速度計及び高度計を装備したものであること。
OLYMPOSでオーナー様を支援しながら、製作した「ニューポール11型」の縮小レプリカの飛行映像です。オリジナルの図面では、国内の機体の条件を満たさなかったため、図面より再設計を行って製作しました。